増刊号 '26 仙台商圏
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商圏消滅 新時代への胎動
【青葉区】
リアルの価値向上を模索する
リアル店舗にわざわざ足を運ぶ価値は何か。答えを探して商業施設は試行錯誤を繰り返す。仙台にしかないブランドやコンテンツの誘致、イベントにも注力する。上杉エリアでは、イオンモール仙台上杉がオープンした。
【宮城野区】
吸引力高まる仙台「東の顔」
仙台市宮城野区は、楽天モバイルパーク宮城や三井アウトレットパーク仙台港、仙台アンパンマンこどもミュージアム&モールなどの集客施設を擁する。県民会館・みやぎNPOプラザの複合施設の建設も着工し、仙台の「東の顔」としてさらなる集客力の高まりが期待されている。仙台駅東口を筆頭に発展著しいエリアもある一方、足元では中小店舗の撤退や高齢化に悩む地域も目立つ。
【若林区】
買い物巡り明暗分かれる
若林区では、東北学院大学五橋キャンパス効果や、根強い地下鉄沿線の住宅需要を背景に、商業店舗の進出が相次いでいる。その一方で、若林区東部の上飯田では「仙台ハーベストビレッジ」にみやぎ生協の移転出店が決まったが、移転元の沖野地区はスーパーが存在しなくなる危機を迎えている。
【太白区】
「新たな地域おこし」商圏を牽引
仙台市の5つの区では青葉区に次いで2番目に人口の多い太白区。江戸時代から長町宿を中心に仙台流通の中心地として発展してきた。1987年に仙台市地下鉄南北線が開業して以降、長町エリアの商圏は拡大し、太白区周辺だけでなく、県内全域から消費者が足を運ぶ。さらには若者層を巻き込んだ新たなまちおこしの機運も高まっている。商都・長町の動向が、仙台全体の経済発展のカギを握る。
【泉区】
商圏発展の鍵は「住」と「商」の連携強化
仙台市泉区の商圏が、大きな転換点を迎えている。広域集客型の商業施設と団地型の近隣商圏が混在する同区は、泉中央駅周辺の副都心と、郊外の大型商業施設が共存する
特徴を持つ。しかし、2020年国勢調査で人口減少が確認され、特に団地の高齢化が進む中、「住」と「商」の連携強化が地域活性化の鍵として注目されている。
【エリアレポート】
利府町、富谷市、名取市、大河原町、大崎市、多賀城市、気仙沼市、石巻市、山形市、盛岡市、福島市
【大型店インタビュー】
藤崎、仙台三越、エスパル仙台、イービーンズ、仙台ロフト、仙台パルコ ほか
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