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再生進む仙台
成長続ける周辺市町村
仙台市5区と主要エリアの地価情報、不動産状況、周辺開発動向などを紹介。ビジネスの可能性、投資環境の優位性などを探る。
インタビュー
(一社)宮城県不動産鑑定士協会 会長 小竹 潤氏
地価上昇と下落の「二極化」が「多極化」「個別化」に
「不動産鑑定士は不動産の経済価値を判定する鑑定評価が主な仕事で、不動産市場を支えるインフラといえます。地価公示、固定資産税評価のような公的評価以外にも、不動産の有効活用や相続についてのアドバイスなど不動産に関わるあらゆる相談業務にも対応しています」と語る、一般社団法人
宮城県不動産鑑定士協会会長の小竹潤氏。宮城県の地価動向、地域別のトピックス、協会の取り組みなどを聞いた。
エリア別地価動向
保存版仙台市5区(青葉区、宮城野区、若林区、太白区、泉区)/富谷市/大和町/利府町/多賀城市/名取市/岩沼市/大河原町
レポート
空き家バンク/ドラッグストア/北上市/成仏不動産
青葉区
商業地はすべての地点で上昇
仙台市の顔といえる青葉区中心部。平均変動率の上昇幅は縮小したが地価は高止まりの気配を見せている。大型物件の取引はないが中規模物件の取り引きは活発だ。平均変動率で下降傾向だった一番町、国分町エリアはプラスに転じた。さらなる成長を遂げるには再開発事業を含めた開発がキーポイントとなる。
宮城野区
県内最大の上昇率も一部に減速感
2024年度の宮城県地価調査によると、宮城野区の用途別平均価格および平均変動率は、全用途で1平方㍍当たり31万8100円、9.7%の上昇で、前回に続き、県内最大の上昇率を記録した。JR仙台駅東口エリアを筆頭に取引は活発で、物流施設用地の需要が旺盛な工業地も全体を押し上げた。一方、建築費の高騰などが影を落とし、勢いに減速感も見え始めた。
若林区
地下鉄沿線で新規事業続々
若林区では相変わらず地下鉄沿線が強い。特に荒町・卸町・荒井エリアが勢いがある地域。新築マンションや地域の核になりうる施設が次々と建設されつつあり、この勢いはしばらく続くと見られる。一方、地域によっては道路の狭さやマンションの改修なども課題として挙げられている。
太白区
「高値」の中でも不動産活発化
昨年後半から不動産需要の動きが出てきた太白区。賃貸、住宅・商業地の地価も上がり続けている。長町や長町南地区を中心に活発さに変化はない。東北学院大学五橋キャンパスに通う学生を対象にしたワンルームマンション建設など、地下鉄を生かした新しい動きが見え始めた。
泉区
庁舎建設で泉中央エリアに期待感
泉区は、仙台市地下鉄南北線の起点駅となる「泉中央駅」を中心に広範囲に住宅団地が広がっている。同区は数年前から人口減少に転じ、高齢化率は市内で一番高いものの、新規物件、中古物件とも住宅需要は旺盛で、土地価格の上昇は続いている。泉区役所の庁舎建て替えを機に、泉中央エリアのにぎわい創出によって価値が高まるか注目が集まる。
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